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2012年1月3日火曜日

百村のマイクロ水力発電所

我が家の愛犬を、近くのドックラン(那須アウトレット内)に連れて行こうと、午後出かけることにしました。

今日は1月3日 アウトレットは大混雑。駐車場待ちの大行列です!
僕は、待つことが大嫌い!      
どんなに美味しい食べ物でも、並んで食べることは絶対にありません。

そこで急遽、近くにあるハズの『百村のマイクロ水力発電所』を探すことにしました。

●後に見えるのは那須連山



場所は、那須疎水の上流なんだろうと勝手に思い込んでいたんですが、全く違ったところにありました。
近くに看板などは無く、良く良く調べていかないと、とてもたどり着けるところではありません。
もし行こうという方は、板室街道にある『穴沢小学校』を目指してください。
板室街道沿い小学校入り口(学校は街道右側)前に車を止め、左側田んぼを見ていると、この写真にある水色のゲート部分を見つけることができます。

少し走ったところに農協倉庫がありますから、そこを左折すればたどり着くことができます。



ここには、1基30kWの発電機が合計4基設置されています。

いったいどこから水が流れてくるのか、水路沿いに車を走らせてみると、そこにはすぐにたどり着くことができました。
マイクロ水力発電所から、数十メートル上流は行き止まり。
そこには、ポンプ小屋があるだけです。

なんと水路の水は、地下から吸い上げた水だったんですね。

1月1日の下野新聞記事によると、栃木県は中規模設備による「中水力発電」も含めて、利用可能な農業用水路の地点数が65ヶ所あり、全国トップ。発電可能な電力量(設備容量)は4.8万KWで全国2位(愛知県が7.8万KWで1位)だそうです。
今後水利権の問題などは、国の総合特区制度を利用し、県内2千ヶ所を含む全国8万5千ヶ所の農業用水路に小水力発電を広げることができれば、一般家庭170万戸分の電力を生み出せると試算しています。

『那須を再生エネルギーの里にしたい!』

今から、40年以上前のことでした。
私が小学生だった頃、家から5kmほど離れたところにあった同級生の家には、まだ電気が開通していませんでした。
なのにそこは・・・電灯が点き、テレビも見ることができました。

いったいなぜ?

友達の家の前には、川が流れていました。
そうです、40年以上も前に、すでに自家発電で電気を賄っていたんです。
東電の電気の普及と共に忘れ去られた自家発電。

あの時からずっと自家発電が続いていたら・・・

『ひとは、不便があるから頑張れるんですよ。』

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