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2012年5月23日水曜日

胸掛け式ハブダイナモ水力発電


水路の段差を利用した胸掛け式(中掛け式)水力発電です。



幅30cmの農業用・用水路の流速は、なんと毎秒50cmの超ゆっくりな流れです。





この流速では、下掛け式水車の場合、残念ながら12Ⅴのバッテリーへは充電できません。
そこで、水路の段差を利用して水車の回転を上げようと思います。
この水路の段差は約40cmありましたが、今回は水車位置を150mm程下げました。
まだ余裕はありますが、増水時を考えると後50~100mm下げるのが限界でしょうか?

映像を見ていただけると分かりますが、水を集めることで100mAの安定した電流が充電されています。
また、倍電圧整流でもっと効率の良い(平均的に)100μFのコンデンサではなく、470μFを使用し中速回転時の効率を20%ほどアップしています。

ただ、水車の回転がこれ以上に上がると、通常の100μFコンデンサを使わないと効率が悪く充電電流は落ち込んでしまうでしょう。
実際に設置する時には、パイプなどで水路段差より少しはなれたところに設置し、増水などにも影響の少ない安定した水量を供給する必要があります。
今後、この水路発電で得た電気は、防獣ネット・電気柵の電源として使うつもりです。単一電池×8本で3ヶ月持つそうですから、仮に電池容量を12000mAhとして計算すると、

12000mAh÷2160h(24h×90日)≒ 5.6mAhの平均消費電流ですから、この時の充電電流100mAは、余りある発電量です。
ハブダイナモ水車の耐久性を考え、もう少し水圧負荷の少ない状態でも良いかと思います。

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