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2013年7月13日土曜日

mabofarm復活への道_根粒菌

先日読んだ本『奇跡のりんご』に書かれていたこと。

木村さんは、りんごの無農薬・無肥料栽培に苦しみながらも、野菜や穀類のそれは、いち早く成功していたそうです。

そしてその理由は、畑全体に撒いた大豆の効果でした。


僕も野菜の無肥料栽培に挑戦しています。
真似事からのスタートですが、まずは実践あるのみ。
先週、木村さんの実践した大豆効果を期待して、青豆と写真の黒豆をmabofarmに撒きました。

午前中に撒き終え、ホッと一休み。
なんとなく畑を見に行くと、50羽以上はいたでしょうか?数種類の小鳥たちが畑に群がっていました。

『もー終わったね!』
妻の言葉にがっくり・・・残念ですが、今年は諦めるしかありません。

それから、一週間。
目の前には、感動の世界が飛び込んできました。


鳥に全部食べられて、全滅だと思っていただけに、この光景は信じられませんでした。
あの鳥たちはいったい何を食べていたのでしょうか?
種まき前には、ゼオライトを追加し再び土を起こしました。
その後でしたから、土中の虫でも食べていたのかもしれませんね。



大豆などマメ科の植物は、根っこの部分に根粒菌というぶつぶつが発生します。
根粒菌は、空気中にある窒素を吸収し貯えることができるのです。

植物を育てるときに無くてはならない三大要素と言えば、『窒素・リン・カリ』です。
この2つリンとカリは、ほとんどの農地に数百年分の量が蓄えられています。
つまり肥料として足らないのは窒素だけ。マメを栽培し、この根粒菌があれば他に追肥する必要がなくなるわけです。
まだまだクリアーしなければならないことは沢山あります。
でも、何とかスタートラインには立てました。

mabofarm復活のため、今年は豆を育て土中に窒素を増やすことにしました。
出来た豆は、本格的に始まる来年の無肥料栽培用に、種として保存する予定です。

今回mabofarmに撒いた豆は、緑豆と黒豆の2種類。
どちらも根粒菌がたくさん発生します。

いろいろ調べていくと、黒豆の根粒菌が無肥料栽培には向かないことがわかりました。
黒豆の根粒菌が蓄えた窒素は、すべて独り占め。他の植物に窒素を分け与えないそうです。

なんて奴なんでしょう。

でも、今年の内にわかったのはとてもラッキーでした。
収穫した黒豆は、お正月用に利用したいと思います。


豆撒き?ついでに、ホウレンソウと水菜の種も撒きました。

まだ発芽したばかりですが、これからの成長が楽しみです。



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