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2011年10月7日金曜日

「メガソーラー計画」

<再生エネルギー>

今回は、今流行のメガソーラー計画について考えてみましょう。

          


自然エネルギー政策をすすめるドイツでは、2050年には自然エネルギーの割合を80%にすると宣言しました。

はたして日本は、どこまで自然エネルギーの比率を上げることが出来るのでしょうか?

『原子力はいらない』 と言う。 でも『電気は今までどおりに使いたい』 と言う。
ではどうやったら原子力発電所ををなくすことができるのでしょう。

まず、原発1基(100万KW)分に相当する太陽光発電の設備規模を考えてみます。


前にも書きましたが、
原発1基(100万KW)×0.8(利用率)=80万KWが実発電量です。

太陽光発電でこの80万KW発電するためには、家1軒分の平均3.5KW×0.12(利用率)=0.42KWですから、800000KW÷0.42KW≒1904762KWとなり

太陽光発電、約190万軒分が必要になります。

このパネルを設置するために必要な面積は67K㎡。

原発全部なら、67K㎡×54(原発の数)=3618K㎡(総面積)となります。

日本の耕作放棄地の総面積は4000K㎡ありますから、これを全部使うことができれば原発はすべて要らない計算になります。

これが、メガソーラー計画なのです。

しかし、耕作放棄地のすべてを利用することは、そう簡単にはいきません。

数日前の新聞には、栃木県のメガソーラー計画に於いては、誘致候補地に46ヶ所
46ヶ所の候補地の総面積が431haと発表がありました。

1 km² = 100 ha ですから、431ha は4.31km²となります。
原発1基分は、67K㎡ですから・・・? 原発54基どころか、1基の10分の1も減らすことができません。

『ちりも積もれば・・・?』 でしょうか。

そこで、こんな事を考えて見ました。


日本の国土面積    377,930k㎡
那須町の面積        372k㎡

日本の約0.1%が那須の面積です。

耕作放棄地以外にも、別荘放棄地や間伐放棄地などもあります。
極論ですが、原発54基分の発電能力4320万kwの0.1%がノルマと考え、
那須は4.32万kwの電気を作れば良いことになります。

『那須を再生エネルギーの里にしたい!』 

まずは、那須町だけで4.32万kwをクリアーすることから考えてみましょう。





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