毎時1Wの平均発電量です。
制御回路は一切なし。バイク用のバッテリーに直結して、充電をしています。
毎時1Wでも、1日経てばで24W。
5日なら24W×5=120Wも蓄電できる計算です。
なんとすごいことでしょう!!!
120Wもあれば、テレビだって余裕で見れるはずです。やったー!
『そんなに上手く行くわけがないだろう!』
って、お叱りの声が聞こえそうです。
では、百聞は一見に如かず・・・
バイク用のバッテリーで、液晶テレビがどれくらい(何時間・・・何分?)見れるのでしょうか?
このバッテリーの定格容量は 12V・8Ah
こんな小さなバッテリーでも、32インチの液晶テレビを見ることができます。
『えっ、嘘だろう!』って・・・ホントの話です。
結果をお知らせする前に、今回の実験では一つ問題があったことを報告しておきます。
それは、このバッテリーの容量が小さ過ぎたことです。
5日間で120W分の電気を貯められる予定でしたが、その前にバッテリーが満充電になっていたようです。ですから、3日分なのか4日分だったのかは定かでありません。再び実験をしてみます。
★まずは、予想から
実験に使ったテレビは、パナソニック製の32インチ液晶テレビです。
テレビの後ろに記載されていた消費電力は53W。
冒頭でも説明しましたが、予定より早くバッテリーがいっぱいになってしまいましたから、蓄電されている電力は120W分はありません。
まぁしかし、120Wあったなら、ということで稼働時間の予想をしてみましょう。
バッテリーから家庭用電源100Vを取り出すために、DC-ACインバーを使います。
この時に、インバーターの性能にもよりますが、20%ほどロスが発生します。
そこで120W×0.8=96Wを取り出せる電力とすると
96W÷53W(テレビの消費電力)となり、約1.8時間(108分)テレビが映ることになるはずです。
インバーターは、冷却ファンの無い静かな150Wの疑似正弦波を使いました。
以前、このメーカーのインバーターをリビングにある37インチのプラズマテレビに接続したら、ノイズが酷くとても見ていることができませんでした。
このテレビも、リビングと同じパナソニック製ですが、LED液晶という省エネタイプです。
なんと、安物の疑似正弦波インバーターでも発振すること無く、静かにテレビを観ることができました。ノイズや発振の原因は、交流波形の乱れだけじゃなさそうです。
このインバーターには、電圧の低下(10.5V)をお知らせするブザーが付いています。
電気を使い過ぎてバッテリーが死んでしまわないよう、保護をしてくれます。
このブザーが鳴った時点で、この実験は終了となりま。
あっ、言い忘れましたが、バッテリーの充電開始時にも、ブザーが鳴るまで使い切ってから開始しています。
前振りが大変長くなりました。
今回テレビが映っていた時間は、
なんと1時間40分(100分)でした。
容量の大きなバッテリーに充電することで、予想以上の力を発揮できそうです。
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