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いざという時のために、100%自給自足(自産自消)の生活を目指しましょう!


2013年6月1日土曜日

小さなエネルギーに秘めた力!


小さなエネルギーでどんなことができるのか?
題して『これからは小エネの時代です!』


液晶テレビ・冷蔵庫、そして今日のターゲットは、全自動洗濯機です。
1950年代 この3つの家電品は、努力すれば手が届く夢の商品であり、しかも新しい生活の象徴として、「家電品3種の神器」と言われていました。

さぁ、この3つの中でも一番消費電力の大きい洗濯機。はたして動くのでしょうか?



改めて確認しておきますが、発電の手段は平均1W/hの太陽光パネルです。


先週テストに使ったバッテリーは、放電終止電圧10.5Vになってから、この太陽光パネルで発電した電気で蓄電を開始しました。
1週間(7日間)後にテストの予定でしたが、何故か6日間(今日)後のテストになってしまいました。

※蓄電は、日数だけでなく日照時間によっても貯めた電気の量が違います。
以前のテスト結果も含め、必ずしも同じ仕事ができるわけではありません。



洗濯時間は32分と表示されました。
この洗濯機、メーカーの仕様書によれば洗濯時の消費電力は520W。
これまでの中で一番手強い相手です。


ハラハラしながらも時間は経過していきます。
洗濯時間もあと8分になりました。




コントローラーには、異常を示す表示が出ています。
この表示が出る前も、バッテリーの電圧変動が大きく心配していました。
やはり、モーター負荷は予想以上に大きかったようです。



洗濯時間もあと3分を表示。
心の中で叫びます!

『頑張れ!頑張れ!』


応援の声も届かず、あえなくインバーターの電源が落ちてしまいました。
洗濯時間は残り2分を切っていたでしょうか・・・
たいへん残念です。完結には至りませんでした。
(あと一日待っていれば・・・)

でも脱水の途中でしたが、再び洗濯しなくてもなんとか大丈夫のようでした。

今回、結果としては失敗に終わりました。しかし、バッテリーが満充電の状態であれば問題はなかったはずです。6日間の充電期間でしたが、2日間ほど雨も降りました。
小さな太陽光パネルで発電した電気を、毎週大きな家電品を動かすために使うことが本来の目的ではありません。

『小さなエネルギーでも、蓄電することで大きな力を生み出すことができる。』
わかっていただけたでしょうか?

省エネと言われる家電品は、技術の進歩とともに増えてきました。
「10年前の30%は省エネになりました。」って、家電販売員が言いました。
いったいどれくらいなんでしょうね?
どうにもわからない表現です。

ヘアードライヤーなんて、もう20年以上も1200Wのままですよ。
家族みんなで、毎日合わせて15分。
1時間に換算すると300Wも消費していることになります。
50Wのテレビなら毎日6時間も見ることができる電力です。

「省エネ」って言葉だけで安心していちゃいけないんです。

これからは『小エネの時代です!』

簡単にテストができるように、小さな太陽光パネルで蓄電をしました。
しかし、最大で4w近く発電するハブダイナモなら、もっと大きな電力が得られます。
小さな小川で、家一軒分の電気を賄えるなんて、夢じゃないのかもしれません。

そのためにも、家電品を動かすために、本当はどれだけのエネルギーが必要なのか・・・もっともっと知る必要があるのではないでしょうか。













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