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2013年6月30日日曜日

mabofarm復活への道_ゼオライト


放射能による、土壌汚染。

本当は、畑の表土を削り取り、新しい土を全部入れ替えたいところですが、残念ながら取り除いた土を処分してくれるところなど、どこにもありません。
住宅除染の方法も、高濃度の汚染土を集め、敷地内に穴を掘って埋めるだけなんです。

mabofarmで今できることは、畑を何度も何度も耕すことで、汚染された土を少しでも地中深くに沈めることくらいしかありません。
残念ながら、この方法が今できる唯一の作業です。
『臭いものには蓋しろ!』・・・悔しいですが、しかたありません。

自家製野菜復活のために、今日は次のステップに進みます。
mabofarmの野菜が、放射性物質を吸収しないようにする方法です。


そのためには、ゼオライトを使います。
本来ゼオライトは、土壌改良資材として以前より広く使われていたものでした。
保水力や保肥力の向上、微生物が住みやすい環境を作るなど、土作りには欠かせないものでした。
原発事故発生後、このゼオライトが放射性物質を吸着させる力があることがわかりました。
放射性物質を無くすことはできませんが、作物が放射性物質を吸収しないようにしっかりガードしてくれるのです。
農業用の資材ですから、近所のホームセンター『コメリ』で探してみましたが、残念ながら販売されていませんでした。
お店の人に尋ねると、生産が間に合わないとのこと。しかも、そのほとんどは福島県に流れてしまい入荷の見込みが無いと言われてしまいました。

仕方がないので、ネットで探してみると、ゼオライトを販売するサイトを見つけました。
しかし、あるにはあるものの1袋3000円の値段。
これもネットで見たのですが、1袋1000円程度が本来の相場のようです。
『いくらなんでも高すぎだろう!』

こんな時には、有機農業の先輩『あま笠君(小学生のころのあだな)』に助けてもらおう、と彼に電話をしました。
さすが『あま笠君』。
農家の店『カクヤス』に売っていると、情報をくれました。

早速、家から15分の『カクヤス』で見つけ、ゼオライトを2袋購入しました。
価格は、1袋780円です。良心的な農家の味方です。


袋に書いてある必要量は、1000㎡(1反)でゼオライト6〜10袋。
mabofarmの面積は、約150㎡。しかし実際に野菜を栽培している面積は100㎡もありません。
ですから、1袋で十分の量です。
しかし念には念を入れて、少し(かなり?)多めの2袋弱を全体に巻きました。

畑にしていない通路にも撒きましたが、撒いてみると、やっぱり多過ぎたようです。



後は、ホンダの耕運機『サラダ君』で畑の土に混ぜ込み、本日の作業は終了。

次は、無肥料栽培に向けての作業です。
この方法は、友達の『あま笠君』にだいぶ前に教えて貰いました。

数日前に読んだ本<奇跡のリンゴ>にも、同じことが書かれていました。



ところで、友達の『あま笠君』。現在<奇跡のもも>を栽培しているそうです。
収穫が楽しみです。

mabofarm復活へ向けて! 続く・・・・・



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