あの忌まわしい事故から、間も無く3年が経とうとしています。
一度汚染されてしまった土壌から、放射性物質が消えることは永久的にありません。
ただ時間が経てば、その力が弱くなっていくというだけ・・・
自分たちは、少しくらい汚染物質を口にしたところで、今更どうなるものでもない。
だから、仕方がないよ。ここに住み続ける以上、少しくらいは我慢しよう。
でも・・・
子供たちや孫は違う!
子供や孫が食べるものは、しっかり検査しているという大手スーパーの物ばかり。
折角作った自家製野菜も、残念だけど食べさせてあげることが出来ません。
先月、大量に頂いた『かぼちゃ』
長女の嫁ぎ先で作ったかぼちゃです。
その家は、野菜の自給率が100%を超えています。
でも、娘たちが自家製野菜を口にすることは一切ありませんでした。
現在、二人と一匹(わんこ)暮らしの我が家では、頂き物を全部を消費するには来春までは掛かりそうです。
そこで・・・
食べきれないほどのかぼちゃを、町の環境課で実施している簡易検査に出すことにしました。
一人、1日1品のみ。
検査料金は、無料です。
妻は、僕の名前も使い、1日2品・2日で3品の検査予約を入れました。
調べたものは、かぼちゃとじゃが芋、そして玉ねぎです。
検査の結果は、いづれも不検出でした。
しかしこれは、決してゼロという事ではありません。
検出下限値を下回る場合は、いくつなのかは全く解らないという事です。
ただそれでも、スーパーで売られている野菜に比べたら検査基準は厳しい値です。
これで、安心して(3品だけは)食べることが出来ます。
早速、娘にも報告しました。
それにしても、簡易検査に必要な量は、1品あたり1リットル。
食べきれないほどあれば良いのですが・・・
多品種・少量生産の家庭菜園では、食べるよりも検査に出す量が多くなることもあります。
勿体無いですが、安心のためには仕方がないですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿