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いざという時のために、100%自給自足(自産自消)の生活を目指しましょう!


2014年4月6日日曜日

mabofarm_始動します!


畑の改修工事も終わりました。
これで、3年ぶりにmabofarmが全開で動き出します。

どうして3年ぶりかって?・・・

この工事を行った一番の理由は、除染が目的でした。



2011年3月に起こったあの忌まわしい事故は、3年経った今でも続いていたのです。
昨年末、自宅横にある畑の放射線量を測定すると、0.4〜0.5μ㏜/hもありました。
家近くの道の駅で販売されている野菜は、安全・安心を確保する為、全て放射性物質の量を測定しています。
ですから、安心して食べることが出来ます。

それじゃ、自家製野菜は大丈夫か?
たぶん大丈夫だろうでは、心配です。
そこで、昨年町が無料で実施している放射性物質の簡易検査を自家製野菜で測定しました。
いずれも『検出無し』全く問題の無い結果でした。

それでも、娘や孫たちに僕の作った野菜を食べさせる気持ちにはなれませんでした。
『いくら検査に通っても、数値に現れなくても、それは、決してゼロじゃない』そんな思いからです。
娘たちに食べてもらう野菜は、全てプランターで栽培をしていました。
こんなに広い菜園があるのにです。

昨年末、『費用の一部を町が負担するから、除染工事をしませんか』と、地元の業者が我が家を訪れました。
ここに家を建てた時、電気だけでなく全てのモノを自給自足したいとの思いからmabofarmが始まりました。
この夢を叶えるために、食べ物の自給自足は絶対成し遂げなければいけません。
この工事は、まずは天地返し工事。
これにより、畑の線量は元の約半分になりました。
そこへ新しい土を追加します。
これで線量は天地返し後のまた半分。

やはり、ゼロにはなりませんでした。
実は追加した土もわずかですが放射能汚染されています。
山を深く掘り起こした土ですが、この辺りにはもう汚染されていない土などどこにも無いと言うのです。
それでも、昨年の4分の1から5分の1以下にはなりました。
これでも市販されているゼロ数値の野菜よりは、安心できるはずです。




工事のため掘り起こして置いたキウイ棚と苗を埋め戻し、急ぎ春に備えました。
でもまだまだ、僕の戦いは終ったわけではありません。
万が一野菜が放射性物質を取り込まないよう、再び畑にゼオライトを混ぜ込みました。
新しい土の為、野菜作りの土に変えていかなければなりません。
肥料を加え3度ほど耕しました。
今回農家の店に在庫が無かったため追加できませんでしたが、殻燻炭も大量に入れていきます。
放射能汚染されていない土作りの資材をどんどん積み上げていくことで、汚染の量も限りないゼロに近づくハズです。

出来ることは何でも遣ります。
一生涯を掛けて、mabofarmの除染をし続けます。
もう二度とこんな悲しいことが起きないよう、これから僕のすべてを掛けて訴え続けます。


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