集光板を付けてみたら・・・

小さな太陽光パネル。
その能力を上げる工夫をしてみました。
能力アップに使うモノは、レンジクリーンパネル。キッチン用品です。
このパネルを使って、より多くの太陽光を集めてみましょう。

パネルの最大出力時電流は、２８０ｍA。しかし今日も、能力以上の３１０ｍＡを発電しています。

さらに、このパネルの後ろに、集光板を設置すると・・・

何ということでしょう・・・

凄いことになってしまいました。

バッテリーに充電される電流は、４４０ｍＡに達しています。

簡単な集光板を付けるだけでも約４割近い能力アップになりました。

また両サイドだけでなく、パネル上側の集光角度を変えると、明らかに発電能力に変化が見られます。

間違いなく、ワンランク上の太陽光パネルにグレードアップしてくれますよ。

ただこの集光板方式、少し問題があります。

皆さんは『ソーラークッカー』を知っていますか？

こちらも同じように、反射板を取り付け（こちらは、集熱板）、太陽熱で調理をするというモノです。

という事は、光だけではなく、太陽の熱も集まります。その結果、パネルの表面温度も熱くなりました。

このまま一時間ほどテストを続けると、充電電流は４００ｍＡをきってしまいました。

ですから、この集光方式は夏には向きません。

もう少し気温が下がる、晩秋から春に掛けてがベストシーズンになりそうです。