小さな発電機でも、沢山集まれば大きな電気を溜められる?!
もちろん、強い風が吹いてミニ風車の電圧が12Vを超えてくれたら、これも簡単でしょうね。
でもね、自然界ではそんなに強い風ばかりは吹いてはくれません。
「風車は廻れど発電せず!」なんて、良くある話です。
やっぱり風車は強風地域に限る!風の吹かないところでの風力発電は、諦めましょう!
もし、風の吹かない地域(勿論ゼロじゃダメですよ)でも発電出来たら、日本中どこでも風のエネルギーを活用できます。
だから僕は、諦めません。
発電電圧が1Vの風車を15台直列に接続すると、電圧は15Vまで上昇します。電池を直列につなぐイメージです。これでバッテリーへの充電が開始できる筈。
と、まあ上手く行けば良いのですが・・・
それでは、実験開始。
扇風機の風を弱風にします。4台の風車に風が均一にあたるよう、扇風機の向きや角度を調整しましたが、中々同じには出来ません。この時風車1台の発電する無負荷電圧は、4V〜7V弱。
この電圧では、12Vのバッテリーに充電することはできません。
そこで、バッテリーに充電できるよう4台の風車を直列に接続してみました。
電圧が23Vにまで上昇しました。
良し!これでいける。
テスターのレンジは、電流計です。
4台直列につないだ風車から、12Vのバッテリーへ充電が開始されました。
扇風機を強風に切り替えると、5mAの電流が流れています。
小さなモーターですから、極わずかな充電電流は仕方のないこと。それよりもこの充電結果は次へのステップに繋がります。
バッテリーへの充電電圧を稼ぐ為、小さなモーターを複数個直列に接続。複数個のモーター(発電機)を1つのブロックとして、これを沢山並列に接続します。
この時、もし4台で1mAの充電電流なら、40台のミニ風車で10mAの充電が可能になります。
塵も、積もり過ぎると物凄い力を発揮してくれますよ。
まあこれは次のステップとして・・・今回の実験は予定どうりの結果となりましたが、いくつかのありがたい課題も見つかりました。これがクリアーできれば最終テストへとつながります。
では、また。
to be continued
0 件のコメント:
コメントを投稿