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2016年5月6日金曜日

スマホ用充電器の改良


安定したスマートフォンの充電が出来る様、改良してみました。
miniソーラーモジュールの発生電圧は、4.5V。無負荷だと6V以上は発生します。
直接スマートフォンに接続しても、電圧は5V以下に落ちてくれるだろう。
だから心配ない!そう思っていました。
でも実際に繋いでみると、予想に反して、電圧は5Vを超えてしまいました。
高価なスマートフォンがこんなことで壊れてしまうなんて、悲しくなります。
安心してスマートフォンの充電をしたい。そう思って、改良をしてみました。





1枚4.5V出力のminiパネル。前回の並列接続から、直列接続に配線を変えてみました。
3枚直列で、電圧×3=13.5Vになります。ところで、スマホの充電電圧は5Vだって知ってました?PCにもUSB端子が付いていますが、この端子って5Vなんですよね。
つまりは、スマートフォンに充電するには電圧を落とす必要があるわけです。


3枚のminiパネルを直列に繋いで・・・・・なんて、表から見たって解る訳ないですよね。



3枚直列に繋いだ後ダイオードを付ければ、このまま普通にバッテリーに充電できます。
これを、3端子レギュレーターで5Vに落とします。




低損失の3端子レギュレーター(1個数十円)とコンデンサ(手持ち品)の簡単な電子工作です。
※全部合わせても100円以下



3端子レギュレーターを通過すると、回路内の電圧は5Vになります。
これでスマートフォンは守られました。

ただこの日、天気がいまいちだったこともあり充電電圧は4Vをきってしまいました。
しかし、充電電流は安定しています。

本来スマートフォンの充電器は、1A近くの電流が流れます。
これと比べたら、情けないくらいの充電電流ですが、電源が取れないような緊急時なら、これでも大助かりになる筈です。

【 おまけ 】

こんなことしなくても、簡単にスマホを充電出来る方法です。


車のシガーソケットに差し込んで、USB電源5Vを出力出来るプラグが、100均で購入できます。
いざと言う時の為に準備しておくと便利です。
また上のminiソーラーモジュールでも、バッテリーにつないでおけば、困ったときには力を発揮できますね。






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