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いざという時のために、100%自給自足(自産自消)の生活を目指しましょう!


2011年5月8日日曜日

福島第一原発から92.75kmのこの地域


私の住む那須町では5月2日、町独自の放射線量の測定を行いました

県が毎日4回、町役場の屋上(高さ17メートル)で測定し、インターネットで数値を公開していました
しかし、今回の町独自の測定結果では、県の測定値とは比べものにならない高い数値を示しました

新聞発表を見た時、この結果に『町長、やっちゃったな!』と思ってしまいました



毎日の県の測定値は、0.2μSv/h以下、今回の町の測定結果は、役場すぐ横の小学校で0.8μSv/hとほぼ4倍の数値

※保育園と小学校は校庭の中心地上50cm、中学校は校庭の中心地上1mでの測定結果です

私の住む伊王野地区が最も高く、保育園で1.0μSv/h、小学校でも0.97μSv/hでした
文科省では、屋外の放射線量測定値が3.8μSv/h未満であれば、問題なく活動して良いとしておりますが、やはり驚きの数値でした

ただ私が一番恐れたのは、この5月連休を境に那須にも観光客が戻りつつあったところ、また消えてしまうのではないかという事でです
また地域の農作物に対する風評被害も心配です
近年では、この地で取れた米『コシヒカリ』が非常に美味しいと、高い評価を得ていました
数日前から田植えも始まっています

収穫後が、心配です

でも、考えてみてください
あえて不利になるかもしれない情報を、いち早く公表した那須町
正しい情報を開示し、より安心に生活できるよう決断した町長を、mabofarmは今後も応援したいと思います

参考までに

家の近くの保育園で計測された1.0μSv/hは、
0.001(1.0μSv/h)×24(1日)×365(1年)=8.76mSv(ミリシーベルト) となりますが、
これは、測定地点(校庭の中心)に一年間立ち続けていた場合の数値で、実際にはあり得ない数値です
半分どころか、4分の1以下になるはずです

地球上で生活していれば1年間に2.4ミリシーベルト前後は放射線を自然に受けます(世界平均)
で、あれば最悪(4分の1)でも世界の平均値です

実際に人体へ影響を及ぶのは年間100ミリシーベルト以上と言われています

また、(単位/ミリシーベルト)

一般公衆の線量限度(年間)1.0
胃のX線検診を受ければ 0.6(1回)
胸部のX線検診を受ければ 0.05(1回)
胸部のX線CTスキャン受ければ 6.9(1回)
東京~ニューヨーク間(航空機での往復では)0.2

毎年行う健康診断や海外旅行でも、これだけ放射線を浴びている事を考えていただければ、何も恐れる事はないはずです


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