どんなところに住んでみたい？

１９５９年生まれの僕

母校伊王野中学校は、卒業の翌年に消えてしまった。
その時、同級生の数は１０８人。３クラスあった。
それでも翌年に、学校がなくなった。

当然、年々後輩の数が減っているのはわかっていた。
だから仕方がないと当時は思っていた。

廃校の後には、隣町の芦野中学校と統合。
新しく、中間地点に「東陽中学校」が生まれた。


僕の子供たちは、この東陽中学校を卒業した。
だから、今の僕にとっては東陽中学校が地元の学校だ。

そしてここ数年、子供たちの数もだいぶ減ってきた。
部活動の選択肢が無くなっていると言う。
だから大きな学校が必要だと言う。

そこで、再び持ち上がった話。

「廃校、そして統合」
那須町の中学校を２つだけに統合すると言う。

忘れかけていた思い。
またかよ！って・・・

多勢に無勢。
那須町でも人口密度の低い地域は、所詮は言いなりになるしかないのか・・・

過疎化・・・

高齢化・・・

少子化・・・

諦めるしかないの？
面倒くさいから、どっかへ引っ越そうか？


僕は、この町がきらいだった。
早く抜け出したいと思っていた。

でもこの歳になると、なぜか郷土愛が生まれてきた。不思議なものだ・・・・・

那須町の人口は２７０００人ほど

もし人口が増えたら・・・
そんなこと無理だって？！

みんな、どんなところに住みたいって思っているんだろう？
どんなところで、子供たちを育てたいと考えているんだろう？

それがわかれば・・・・・

人口４００００の町作り。
どうしたら、達成できるんだろう・・・