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2014年9月23日火曜日

太陽光パネルに影が当たると・・・


音もなく、そして簡単に発電してくれる太陽光パネル。
とても扱いやすく、便利な発電機です。

しかしこの発電機にも欠点はあります。
光で発電するので、夜は発電できません。曇り空や雨が降れば効率は落ちてしまいます。
そうそう、雲一つない快晴の時でも発電効率が落ちることもあります。

それは・・・影です。





設置場所が、何もないロケーションのところならそんな問題も起きませんが、日の傾きによっては、電線の影や立木の影が、パネルに架かることも予想されます。
さて、影が当たるとどれくらいの発電ロスが生まれるのでしょう?

調べてみることにしました。
まず、測定のために2本のブロックの上に木を横たえて影を作ります。


この後の実験で、太陽光パネルの角度が一定になるよう、背板を敷きます。
最初に影なしの発電電流を測定。


この時の発生電流は、約310mAでした。
そしてここに影が架かると・・・



電流は160mAまで落ちてしまいました。
ここで次の実験!
さて、この太陽光パネル。

横にしたら、どうなるでしょう?


何と電流が250mAまで上昇しています。
誤解が無いように・・・
背板により、パネルの角度は変わらない。
影の元からの距離も同じ。

縦と横では、明らかに発電量が違います。

そこで今度は、庭の立木で検証してみましょう。


何となく架かる立木の影!
ここにパネルを移動してみました。



パネルを縦にした状態では、約40mA。




横では、約90mA程度でした。

『えっ、影の量が違うって?!』

まあ確かにそもそうかもしれませんが・・・

設置位置を変え、出来るだけ同じ量の影になるよう実験を繰り返しましたが、
いずれも全て、同じ結果となりました。

横に倒した木の影で、最初に結果の違いが出ているわけですから当然ですね。

それにしても、極端に発電効率は落ちるものです。

太陽光パネルを設置するときには、
出来るだけ影が当たらない場所を選ばなければいけませんね。


ところで、


以前から実験していることで、理由がわからないことがあります。
今日も同じ結果が出ています。
それは、パネルの縦と横では、発電の量が違うという事です。
前回、設置角度に問題アリとの意見を頂きましたので、パネルの角度が変わらないよう背板を付けて実験をしています。


縦に設置すると310mA


横に設置すると320mA

わずかの量ですが、何度繰り返しても同じ結果が出ました。

どうしてなんでしょうね。

パネル構造の問題だと思うのですが、よくわかりません。


太陽光パネルについては、他にも実験をしています。
今日はここまでにしておきます。






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